地方を変える、日本を変える。
VR,ARでビジネスの未来を創る株式会社NOONE(ノーワン)代表取締役/CEO 岩口幸之輔氏へのインタビューが実現した。

『時代の変化に対応するのではなく 「変化を作る」、「変化を起こせる」集団となりたい。』

株式会社NOONE(ノーワン)は富山県でVR,AR事業などを展開し、観光・商工業の分野へ 次世代のホームページを提供している。今回は代表取締役/CEO の岩口幸之輔氏に、事業の特徴と今後の展望について話を聞いた。

VR、AR事業について

同社VR,ARのメインコンテンツはONE PLACE360(ワンプレイスサンロクマル)Tourmake(ツアーメイク)である。

ONE PLACE360はWeb 上で、まるでその空間にいるかのように室内を360°パノラマで見渡すことができる高解像度/高性能最新インターフェイスVRサービス(バーチャルリアリティサービス)だ。

Tourmakeは既存のGoogleストリートビュー(インドアビュー)に 様々な機能や演出を追加するプラグインだ。ストリートビュー(インドアビュー)上に「タグ」を設置することで、商品の説明や販売、予約システム、ポイントの設定など効果的な演出が可能である。
さらに、ONE PLACE360も見渡すことが出来るだけでなく、Tourmake同様、商品説明、予約、購入などのポイントが付けることが出来ます。

岩口氏はVR,AR事業 について「現在は観光、工場見学、サービスに向けて事業を展開しています。」と語る。

【観光】
観光事業向けについて「街のマップをすべてVR化することで、家にいながらその街の観光を疑似体験できます。地図で行きたいところを押すとVRで体験できるんですね。実際には石川県小松市のホームページで小松市バーチャル観光ツアーを公開しています。」と述べた。疑似体験を通して、国内の観光客、さらには海外からもお客様を誘致していきたいと意気込みを教えてくれた。

【工場見学】
工業分野にも同社のサービスを利用する会社が増えている。
実際にサービスを利用している会社では、なんとWEB上で工場見学ができる。会社の求人にエントリーした方や、一般の方が誰でも工場の雰囲気を実際に視覚で体験できるのだ。
「地方の会社が東京で会社説明会をするとき、その場で会社見学会ができます。VRで実際の工場を疑似体験、実際に働く現場や一緒に働く人たちを東京にいながら体験することが可能です。」と岩口氏は語り、VRを導入することによって求人の成約率が上がるという。そして企業は採用の際のコストを削減することができる。
「実際にも製造業、プレス屋さんや足場屋さんにも利用してもらっていて、住宅メーカーや大工などの建築関係の方には、作っている家やさらに構造までもVR体験できます。」とサービスの利便性を説明してくれた。

【サービス】
サービス向けとしては、飲食店の店舗販促に利用されている。
「お店の中がどういう雰囲気で、どのような人が働いているか。どういうものが食べられるのか、あるいは購入できるのか。お客様はVRで体験して、安心して利用できるようになるので集客は増えていきます。
飲食店の場合は、気に入った席があればVR上でタッチする事で席が予約できるシステム、旅館であれば実際にVRで室内を体験して予約できるようなサービスも可能です。」と語った。まさに家にいながら、もはやベッドの上で体験をし気に入ったものを安心して選ぶことができる。

岩口氏「VRを導入する事によって、WEBページの滞在時間が増えます。滞在時間が増え、疑似体験によって興味をもってくれたお客様からの申し込みや購入は アップしています。」
WEBページの滞在時間を長くしようと試行錯誤している企業も多い中、VRを使えば他社との差別化を図りつつ、滞在時間も長く、興味をもってくれるWEBページを作成することが可能だ。


東京ビッグサイトでの展示会ブースの様子

 

どのような人に向けてサービスを展開しているのか

同社のサービスはどのような理念から生まれたのかを伺った。
「企業理念は、お客様の売り上げや利益に貢献する事。私自身は『好きなひとの為に仕事をしよう。』と思っています。好きなひと、自分たちのサービスを頼ってくれるお客様のために、新しい事をどんどん提供していきたいですね。」と岩口氏は語った。

 

今後のビジョンと展開

岩口氏は今後のビジョンについてこう語る。
「デジタルサイネージを作っている企業とコラボし、 サイネージにタッチセンサーをとりつけ、サイネージとVRの融合をやってみたいんです。あと、富山はガラスの街なんです。駅に行ってみるとガラス張りのところがたくさんあるんですね。そのガラスにフィルムを貼り、タッチセンサーを設置することでそこに街の地図を映し出し、タッチするとその場所を疑似体験できるというものを作ってみたいですね。」

3D技術が見せる未来

この先の3D技術が見せる未来は、VRやARの技術を通し、自宅にいながら世界を体験していく事ができる。
インターネットの普及により世界はお互いに近づいた。そして、VRやARの発展は世界の距離をさらに近づけるのかもしれない。


写真一番左が岩口幸之輔氏

関連リンク:
株式会社NOONE
小松市バーチャル観光ツアー
松栄製鋲株式会社工場見学ツアー